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辞書:科学用語の基礎知識 生物名・植物編 (BBNP)
読み:こめ
外語:rice
品詞:名詞

の実(種子)のこと。穀物として、小麦に次いで世界二位の生産量を誇る。

目次
概要

収穫後、籾殻(もみがら)を取っただけのものを玄米といい、精米して糠層と胚芽を取り去ったものを精白米という。

これを炊くと「ご飯」になる。

特徴
種類

稲の種類により、米も様々である。

日本で作られ食べられているのは、このうちジャポニカ米である。

世界で最も多く栽培されている稲はインディカ米で、いわゆる「タイ米」はこれである。

品種

米には様々な品種、ブランドがある。

正確には「」の品種であり、例えばコシヒカリという稲の品種(正式には水稲農林100号という)から得られた種子(米)が、コシヒカリという名前の粳米として販売されている。

米とご飯

米の種類にもよるが、47gの白米を炊くと100gのご飯になるとされている。つまり、100gの白米を炊くと約213gのご飯になる。

なお、米は1合で150gである。1合を炊くと約320gのご飯が出来るだろう。

お米は高い?

「日本のお米は高い」がある種定説となっているようだが、果たして本当にそうなのだろうか。ご飯一食分で幾らなのか、計算したことのある日本人は恐らく皆無で、誰かに言われていることを、そのまま真に受けているだけだろう。

例えば、北海道産「ななつぼし」が10kgで特売2,680円だったものを、袋が可愛かったからと、つい衝動買いしてしまったとする。この米の1グラムあたりの価格はいくらかというと、2,680円/10,000g=0.268円/gである。1食1合(150g)とすると、1食あたり40.2円ということになる。

このお米を完食しまた買おうと思ったところ、特売ではなく3,580円だったが、やはり袋の可愛さに勝てず買ってしまったとする。この米の1グラムあたりの価格はいくらかというと、3,580円/10,000g=0.358円/gである。1食1合(150g)とすると、1食あたり53.7円ということになる。

パンパスタなど他の食品と比較しても、桁違いの安さであることが分かる。

ここから自ずと分かるように、米農家はどこも、殆ど儲かっていない。

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