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脂肪 |
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY) |
読み:しぼう |
外語:fat |
品詞:名詞 |
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概要 |
化学で単に脂肪といったときは、脂肪酸とグリセリンとのエステルのことを言う。
水と混ざらない性質を持つ。
特徴 |
体内で消化されると脂肪酸とグリセロールに分解される。これが吸収されると効率の良いエネルギー源となるが、余分に摂ると中性脂肪として体内に貯蔵され肥満の原因となる。
効率は高いが、エネルギー源としたときの中間代謝産物としてケトン体が生成される。ケトン体は酸性であり、体内に蓄積すると体液が酸性に傾くことになる。
摂取された脂肪は、1gあたり約9kcalになるとされている。
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