通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

遮断器
辞書:科学用語の基礎知識 電気工事編 (NPOWC)
読み:しゃだんき
外語:circuit breaker
品詞:名詞

短絡事故などである一定を超える電流が流れた時に、その回路を遮断する装置。ヒューズと違って再起動することが可能。ブレーカー。

目次
概要

過電流(過負荷または短絡)が発生した時に電気を止め、それ以上の事故を防ぐ。

遮断器が動作することを「トリップ」といい、遮断器がトリップすることで電流を断つ動作を「遮断」といい、遮断するための電極開放動作を「引外し」という。

古くは当用漢字に「遮」の字がなかったため「しゃ断器」と書かれたが、1981(昭和56)年に制定された常用漢字には含まれるため、以降は「遮断器」と書かれるようになった。

特徴
種類

分電盤に取り付けられているもので、用途に応じて次のようなものがある。

極と素子

用途に応じて、繋げる線の数(極数)と、中の素子の数を考慮する必要がある。

AFとAT

遮断器にはAFとATという二種類の定格電流が定められている。

AFは流れても壊れない電流値で、それ以下の値で実際に作動する定格値ATが定められているのが通常である。

リンク
用語の所属
CB
関連する用語
分電盤
ヒューズ

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic