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高圧線
辞書:科学用語の基礎知識 電力編 (NPOW)
読み:こうあつせん
品詞:名詞

配電線のうち、省令において「高圧」に区分される電圧であるもの。高圧配電線とも。

目次
概要

日本では6,600V三相交流が標準となっている。

電柱で、一番上に三本組で配線されているものが、この高圧線である。三本が一組なので、三相3線式ともいう。

6,600Vは非常に高電圧である。家庭などへは、そのままでは高圧過ぎて危険で引き込めない。そこで電柱の上に取り付けられた変圧器(柱上変圧器)を使い100V200Vに変えてから引き込んでいる。

この配電線は低圧線といい、ここから分岐して実際に家庭に引き込まれる線を引込線という。

特徴

原則として三本一組だが、住宅地の中など三相交流の需要がない箇所については、コスト削減のために最初から三本のうち二本しか配線されていないこともある。

2本のみ分岐
2本のみ分岐

2本のみの終点
2本のみの終点

柱上変圧器への入力は3本中2本なので、家庭用の電力供給であれば、2本あれば充分だからである。

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用語の所属
配電線
関連する用語
柱上変圧器
低圧線
AC6600V

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