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DSP |
辞書:科学用語の基礎知識 電子部品編 (NELECP) |
読み:ディーエスピー |
外語:DSP: Digital Signal Processor |
品詞:名詞 |
プログラミングにより任意の処理を行なわせることが可能な、ディジタル信号処理専用の半導体のこと。
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概要 |
ディジタル信号処理、特にディジタルフィルターでは、乗算を多用する。
そこで、DSPは乗算を1クロックで処理する高速乗算器を持ち、更に結果を累積加算する積和演算を行なうために乗算器と並列動作可能な加算器やALU(演算処理装置)を搭載する。
また、汎用のマイクロプロセッサーと比較し、ビットシフトなどの処理が豊富なものが多く、桁合わせなどが高速に行なえる。このため、飽和演算や積和演算といった演算を大の得意とする。
特徴 |
DSPは様々な用途がある。
例えば、U.S.Robotics(現3Com)社はDSPを利用して高性能なモデムを作り上げた。後のADSLモデムもDSPで作られているものが多いようである。
また、携帯電話やPHSなども、音声処理部分ではDSPないし相当のプロセッサーが用いられている。
リンク |
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