合成麻薬の成分。エクスタシー(ECSTASY)で使われている。麻薬及び向精神薬取締法で麻薬指定。
- 組成式: C11H15NO2
- 分子量: 193.25
- 比重: (該当資料なし)
- 融点: (該当資料なし)
- 沸点: (該当資料なし)
- CAS番号
- 69610-10-2 ‐ MDMA (ラセミ体)
- 64057-70-1 ‐ MDMA HCl (ラセミ体)
- 66142-89-0 ‐ S-(+)-MDMA
- 69558-32-3 ‐ S-(+)-MDMA HCl
- 81262-70-6 ‐ R-(-)-MDMA
- 69558-31-2 ‐ R-(-)-MDMA HCl
- 42542-10-9 ‐ エクスタシー
- ICSC番号: (登録なし)
- 化学名: 3,4-methylenedioxymethamphetamine
MDMA
- 外観: 無色透明の油状液体または白色結晶粉末
- 溶解性: (該当資料なし)
- MBDB(N-methyl-α-ethy-3,4-methylenedioxy-phenethylamine)
- MDA(3,4-methylenedioxyamphetamine)
- MDE(3,4-methylenedioxyethamphetamine)
- MDEA(3,4-methylenedioxyethylamphetamin)
以前は「アゲ玉」、最近では「SEXドラッグ」などと呼ばれているらしい。
錠剤にそのまま「SEX」と描かれているとされており、渋谷のクラブなどで売られていたりするらしい。
メタンフェタミン(覚醒剤)に似た構造を持つが、作用機序は異なる。幻覚剤にも分類されるが、一般的な幻覚剤と違って幻視・幻聴は無いとされる。
MDMAは、脳内でセロトニンを過剰分泌させることで、人為的にセロトニン症候群を引き起こす。これにより、多幸感などをもたらすとされる。
経口服用後、1時間程度で効果が現われ始め、4時間〜6時間程度持続する。
毒性・危険性は低いとされる。
但し、末端で売られている物には何が混ぜられているか分からないので、使うべきではない。最悪で死ぬ危険性がある。
俳優の押尾学がMDMA使用容疑で逮捕された事件で、MDMAの錠剤を2錠服用した銀座ホステスが死亡し、大騒動となった。但し、これを著している時点では因果関係は捜査中である。
用語の所属
麻薬
関連する用語
MDEA
MDA
MDE
MBDB