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がくっぽいど |
辞書:電算用語の基礎知識 ローカルアプリ音像編 (PNAPLLG) |
読み:がくっぽいど |
外語:gackpoid |
品詞:商品名 |
株式会社インターネットより発売された、音声合成ソフトウェアVOCALOID2用ライブラリの一つ。
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概要 |
このソフトウェアは、ヤマハの開発した音声合成エンジン「VOCALOID2」を採用し、実際に人間から録音された音声データを音声ライブラリとして追加した製品の一つで、2008(平成20)年7月31日にリリースされた。
クリプトン・フューチャー・メディアのキャラクター・ボーカル・シリーズが盛況の中に登場した。
特徴 |
キャラ |
イメージキャラクターの名は「神威がくぽ」。
キャラクターデザインは三浦健太郎、音声はシンガーソングライターのGackt(神威楽斗、Gacktは当時の芸名、現在はGACKT、以下同)が担当した。
適応 |
得意な音域が「A1〜C4」とされており、男声らしい低音域を得意とする。
女声VOCALOIDばかりの中に、新風を吹き込むことが期待される。
発売まで |
2008(平成20)年4月1日のエイプリルフールに、ニコニコ動画のニュースで発売予定が報じられた。日が日だけに嘘か本当か定かではなかったが、本当に発売された。
がくっぽいどは、当初予定はゴールデンウィーク頃、その後2008(平成20)年6月中旬頃を発売目標に開発されていた。しかし、用意されたイラストでGacktの納得を得られなかったことから、新たなイラストレーターの選定が始まり、もって発売は延期された。
Gacktが、まんが「ベルセルク」が好きだったことから、この作者三浦健太郎に依頼することを計画。しかし何のつても無い状態でどう依頼するかをドワンゴと考えた結果、三浦がニコ厨であるということで、ニコニコ動画の「時報」で呼びかけられたのである。どうやら三浦はF5で回避しなかったらしい。
イラスト決定までの納期は2週間しかなかったが、最終的にこれを了承。三浦は条件として「キャラクターは自由に二次利用できること」「今回の仕事の報酬は受け取らない」とした。
Gacktも「僕のイメージを意識しすぎないで」「ただ、目だけは僕にして欲しい」とし、基本的に三浦の世界観に委ねた。
最終的なキャラクター使用ガイドラインは、次の通りである。
非商用に限り個人、または同人サークル等が本キャラクター、並びに本キャラクターの二次創作物を公開、配布することを許諾します。ただし、有固体、立体物、衣装は除きます。
発売後 |
発売日、ニコニコ動画にも続々とオリジナルの新曲がアップロードされた。
殆ど人の声であり、事前の予想以上に高性能な製品だった。発売日で充分なクオリティのボーカルを出すこのソフトウェアは、いずれ化けると思われる。
人気のオリジナル曲 |
人気曲リスト |
発売日から続々と新曲が登場し、ニコニコ動画などに発表されている。
ここではオリジナル曲として確認されたもののうち、2008(平成20)年8月7日21:10(@548)時点でニコニコ動画での再生回数1,000回以上(関連動画、曲詰め合わせ等は除く)の曲をリストアップする。
リンク |
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