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オーバークロック |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機PC内部技術編 (TCPC) |
読み:オーバークロック |
外語:over clock |
品詞:名詞 |
ディジタル回路を、その定格を上回るクロック周波数で動作させること。
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概要 |
クロック周波数を上げれば、その分高速に動作させることができる。このため、日本でも昔からクロックアップと称し、この手の改造が行なわれてきた。
但し定格を超える利用であるので保証は効かなくなり、また発熱の増加、消費電力の増加、信頼性の低下、時にプロセッサーの破損などの危険性があり、これが受容できる場合のみ行なわれる。
例えば、Celeron 300A MHzプロセッサーなどはクロックアップがしやすく、安価に高性能が得られるとして秋葉原などでは爆発的に売れ、常に売り切れ状態という高い人気を誇ったことがある。
特徴 |
昔 |
実際にはクロックモジュールや水晶発振器を高速なものに交換するだけだが、失敗した時には絶望地獄が待っている。
また、機械によってはシステムクロック(FSBやベースクロックとも呼ばれる)とCPUのクロックを分離したりせねばならないものもあり、そのような機械の場合にはそれ相応の技術力が要求されるので、素人がみだりに手を出したりしないほうがよい。
現在 |
ディジタル回路の高速化、高密度化に伴い、手半田で改造できる時代は既に終わっている。しかし、需要だけは常に存在した。
そこでPentium IIあたりの頃から、マザーボード自体にCPUクロックやFSBクロックが選択できるような機能が本格的に付き始めた。
ASUSTeKのCOMMANDOのように、オーバークロックマニアを主たる利用者に想定した製品なども存在する。
リンク |
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