小型の、携帯端末向けに作られたWebマークアップ言語。

目次 概要 特徴 由来 iモード

概要

通常のHTMLの下位互換として作られた。

携帯端末はメモリーが少ないため、画像も、HTMLファイルも小型で済むよう設計されており、これがコンパクトHTMLという名前の由来であると考えられる。

特徴

由来

アクセスを中心に、松下電器産業(現・パナソニック)、NEC、富士通、三菱電機、ソニーの6社で開発され、1998(平成10)年2月にW3Cに提案された。

基本的にはHTML 3.2からごく基本的な要素だけを抽出したもので、次のような機能が削除されている。

• フレーム
• フォント
• テーブル
• JPEG画像
• イメージマップ
• スタイルシート
• カラー表示

機能が乏しいとはいえ使い慣れたHTMLであったため、広く普及することになった。

iモード

NTTドコモのiモードでも採用されている。

但しこれはコンパクトHTML完全準拠ではなく、独自の拡張が施されているため、一般に「iモードHTML」と呼ばれている。

リンク

関連するリンク
http://www.w3.org/TR/1998/NOTE-compactHTML-19980209/
用語の所属
HTML
関連する用語
HDML
HTML 3.2
iモード

[再検索] [戻る]