通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

AIT
辞書:電算用語の基礎知識 計算機記憶装置編 (TCPERIS)
読み:エイアイティー
外語:AIT: Advanced Intelligent Tape
品詞:商品名

磁気テープを利用した記録媒体の一つで、ソニーにより開発された。

目次
概要

蒸着メタルテープ(ME)が採用されており、AME(Advanced Metal Evaporated)と呼ばれている。

テープ幅は8mmで、カートリッジはビデオテープである8mmHi8用のテープとほぼ同じ。但し、それらと互換性はない。

カートリッジ内に16kビットのフラッシュメモリー(MIC: Memory in Casette)を持つことで、メモリー上にシステムログを残したりすることが可能。テープにシステムログを残す場合と比較し、掛かる時間やテープの摩耗などを低減する。またテープがイニシャライズされてもメモリー上の情報は残るというメリットがある。

特徴
世代

現時点では、第五世代まで存在する。

テープ長はAIT-1が170mと230m、AIT-2とAIT-3が230m、AIT-3ExからAIT-5までで246mとなっている。

また、AIT-2以降はWORM媒体が用意されている。

圧縮

圧縮はLZ77をベースにした、適合化無損失アルゴリズム(ALDC方式、Adaptive Lossless Data Compression algorithm)を採用した。

ALDCの国際規格はISO/IEC 15200:1996、この邦訳はJIS X 6136:1999である。

圧縮比は2.6:1としている。

容量

各容量は、以下の通り。

リンク
関連するリンク
http://www.sony.co.jp/Products/Media/DataMedia/products/AIT/
用語の所属
テープ
磁気テープ
関連する用語
フラッシュメモリー
ME

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic