ONFI - 通信用語の基礎知識

NAND型フラッシュメモリーの電気的インターフェイスの標準化を目指す業界団体と、そこで策定された仕様。

概要

従来のフラッシュメモリーは、大まかな構造は同じでもインターフェイスに標準がなく、また速度も決して速いものではなかった。

そこでONFIでは、最高で400Mバイト/秒を実現するべく、技術開発が進められることとなった。

沿革

1.0 (2006(平成18)年12月28日)
2.0 (2008(平成20)年2月27日)
2.1 (2009(平成21)年1月14日)
2.2 (2009(平成21)年10月7日)
3.0 (2011(平成23)年3月15日)
2.3a (2011(平成23)年10月19日)
3.1 (2012(平成24)年9月21日)
3.2 (2013(平成25)年6月13日)
4.0 (2014(平成26)年4月2日)

仕様

ONFI 3.0

ONFI 3.0からは、従来のDDR 200(200MT/秒)の倍速となるDDR 400(400MT/秒)となった。

400MT/秒で速度は400Mバイト/秒となる。

また、少ないピン数で使えること、誤り訂正機能EZ-NANDインターフェイスに対応することなどを特徴としている。

ONFI 4.0

NV-DDR3インターフェイスで1.2V動作に対応。

NV-DDR2とNV-DDR3で、667MT/秒と800MT/秒の速度になった。加えて、DDR3から導入されたZQキャリブレーション機能に対応した。

JEDEC

ONFIはJEDEC標準になっている。

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