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Visual C++ ライブラリ |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング用語編 (PTPROGY) |
読み:ビジュアル-スィープラスプラス-ライブラリ |
外語:Visual C++ library |
品詞:商品名 |
Visual C++でビルドされたプログラムを実行する際に必要となるランタイムライブラリ。
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概要 |
プログラムの実行ファイルを頒布する際に、ランタイムライブラリも同時に頒布(再配布)する必要がある。
さもないと、「MSVCP120.dll がないため実行できない」といったようなエラーになり、実行することができない。
必要なDLLを含めて頒布することも可能だが、これはMicrosoftの製品であるため、色々な制限もある。
Microsoftが公式に頒布しているパッケージを案内し、別途インストールしてもらうのが無難ではある。
フリーソフトなどでは、面倒とコスト増を避けるためMicrosoft公式のパッケージを勧める例が多いように見受けられる。
特徴 |
使用するVisual Studioのバージョン(つまりVisual C++コンパイラーのバージョン)ごとに、DLLが異なるため、必要なものをインストールする。
ダウンロードできるパッケージのインストーラーは、32ビットなら「vcredist_x86.exe」、64ビットなら「vcredist_x64.exe」といったファイル名になっている。
なお、これらライブラリにもセキュリティー更新があるため、インストール後はWindows Updateなどをしたほうが良いだろう。
一覧 |
Microsoftが公開している、アプリケーションが依存するVisual C++ DLLは、以下のとおりである。
なお、DLLが再頒布可能かどうかを判断するためには Redist.txt を参照せよ、とある。
Visual Studio 2013 |
これらが不足する場合は、「Visual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をインストールする。
Visual Studio 2012 |
これらが不足する場合は、「Visual Studio 2012 更新プログラム 4 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をインストールする。
Visual Studio 2010 |
これらが不足する場合は、以下の、32ビット(x86)または64ビット(x64)で必要な方をインストールする。
Visual Studio 2008 |
これらが不足する場合は、「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」をインストールする。
Visual Studio 2005 |
もし万一これらが不足する場合は、「Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」をインストールする(なお、これにはセキュリティ更新がある。要インストール後のWindows Update)。
リンク |
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