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BOOTP
辞書:通信用語の基礎知識 通信手順上編 (CPINFO)
読み:ブートピー
外語:BOOTP: Bootstrap Protocol
品詞:固有名詞

ネットワークに接続されたディスクレスの(ディスクが無い)クライアントが、自分のMACアドレスからIPアドレスを取得し、ネットワーク経由でブートローダーあるいはOSなどをロードする際に使われる通信プロトコル

目次
概要
用途

ディスクレスのX端末を起動するときに使われるケースが一般的である。

仕様はRFC 951で規定されている。

ポート番号は、クライアントには67/udp、サーバーには68/udpが用いられる。

パケット構造

BOOTPメッセージの構造
BOOTPメッセージの構造

先頭より順番に、次の情報が格納される。

特徴

ディスクレスのクライアントは第1ステップでBOOTPを使用してIPアドレス、サーバーのアドレス、実行するべきファイルを取得し、第2ステップでTFTPなど(これに限定されるわけではない)を使用して必要なファイルを転送する。

BOOTPの拡張仕様といえるものにDHCPがある。BOOTPの全ての機能は、DHCPでも利用できる。

リンク
用語の所属
通信プロトコル
ウェルノウンポート
関連する技術
IPアドレス
MACアドレス
TFTP
関連する用語
DHCPリレーエージェント
RARP
DHCP

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