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CNS 11643
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術文字集合編 (CTCHRS)
読み:スィーエンエス-いちいちろくよんさん
外語:CNS 11643: Chinese Naional Standards 11643
品詞:固有名詞

台湾の經濟部標準檢驗局(旧 經濟部中央標準局)が規定した漢字用文字コードの国家標準。

目次
概要

従来のBig5のミスを訂正し、国家標準としたものである。

94×94の文字集合だが、この集合一つを「字面」とし、複数の字面を定義するのが特徴である。

当初の仕様では第一字面から第十六字面までの16字面があり、2004(平成16)年の版から64字面増やして第八十字面まで対応するようになった。

特徴
普及状況等

ISO/IEC 2022でも符号化できるが、通常はEUCで符号化したEUC-TWとして使用される。

しかし、台湾ではBig5が圧倒的に普及しており、Big5と互換性のないEUC-TWは殆ど普及しなかった。

Big5は国家標準ではないがEUC-TWは国家標準なので、役所関係で使われているとされている。台湾正体字に対応するWebブラウザーなどでは対応するものが多い。

字面

CNS 11643-2004版時点で、第一字面から第十六字面まで全てが埋まっている。字面の用途が明確でなかった古い版と比較して、用途が変更されている字面もある。

リンク
関連する用語
EUC-TW
ISO-2022-CN
Big5

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