列車無線の方式の一。
線路沿いに漏洩同軸ケーブル(LCX)を敷設し、そこから漏洩してきた電波を受信して、地上と列車との間で交信する方式。
LCXとは、直径5cmの同軸ケーブルの外部に、一定間隔でスロットを設けたものである。ここから発射される電波は指向性を持っており、列車側にも指向性アンテナを搭載することによって、大容量、高品質通話が可能となる。このため業務通話以外に、車内用電光ニュースの転送、車両状態の地上への転送といったデータ通信などにも使われている。
空間波無線と違い、地形などの条件に左右されない安定した転送が可能であり、新幹線などを皮切りに順次導入されているが、LCXケーブルが敷設されていない場所では、当然使えない。