エリック・レイモンド(Eric Steven Raymond)著の論文の一つで、「オープンソースの解剖学4部作」のうちの第一部。
4部作は順に次のようになっており、伽藍とバザールは一作目である。
伽藍とバザールとは、ソフトウェア工学に関する「意外な」理論のこと。Linuxの作者のLinus Torvaldsの発案。
ソフトウェアを、高技能なエンジニアによる閉じた集団によって慎重に開発するスタイル(伽藍形式)に対して、何でも頻繁に公開し、騒々しく開発するスタイル(バザール形式)を採ったLinuxがなぜ成功したかを分析した論文である。
この論文に触発され、Netscape CommunicationsはNetscape Communicatorのソースを無料で配布する決断をした。当のレイモンドすらこのようなことが起こるとは当日まで知らず、発表後すぐNetscapeの専務副社長から感謝のメールが届いた、と述べている。