NTFSにおけるファイルの管理領域のこと。
旧来のFATファイルシステム等では、ファイル名や属性情報はディレクトリエントリに、クラスタのリンク情報はFATにと、分割して保存されていた。対してNTFSでは、これらを一つの領域で一括管理する。
ボリュームをNTFSでフォーマットすると、MFT用の領域としてボリューム全体の12.5%の領域が確保される。
FMTは、ファイルまたはディレクトリ(フォルダ)ごとに一つ以上のレコードが割り当てられる。コレードサイズは固定長で、通常は1Kiバイトである。
レコード内には、ファイル名、タイムスタンプ(日時)、アクセス権などのファイル属性が格納される。
なお、ファイルとディレクトリ(フォルダ)は、属性によってのみ判断され、NTFSとしては区別せず扱われる。
更に、MFTのレコード領域の余った部分には実際のファイルのデータ(ファイル属性にもよるが、約750バイト迄)も格納できる。つまり、小さなファイルは一度のアクセスで読み取れるため高速である。
MFTに収まらない大型のファイルは、外部のクラスタにデータを書き込み、そのクラスタのインデックス情報をMFTレコード内に記録する。
ボリューム内にあまりにもファイルの数が多い場合は、最初に割り当てられた領域では不足することもありうる。この場合は、MFTは32レコード単位のサイズを外部のクラスタに拡張する。
こうしてMFTが拡張された場合、ほぼ確実にMFT自体がフラグメントを起こすことになるため、ファイル入出力性能に大きな影響を与えることになる。