直角位相振幅変調方式。振幅変調(AM)と位相変調(PM)を組み合わせたような変調方式で、振幅と位相の両方の要素を変化させることで複数の情報を一度に伝達できる変調方式。
アナログ変調としてもディジタル変調としても利用される。
具体的な実現方法は、互いに位相がπ/2(90°)ずれた二つの正弦波(それぞれI、Qと呼ばれる)を個別に振幅変調して合成する。
すると、三角関数の合成公式により、合成された正弦波はI波、Q波の大きさに従って振幅と位相が変化する。
ちなみに三角関数の合成公式とは、次のようなものである(恐らく高校で学ぶ)。
a×cos(x)+b×sin(x)=√(a×a+b×b)×sin(x+p)
sin(p)=a÷√(a×a+b×b)
cos(p)=b÷√(a×a+b×b)
ここでa×cos(x)がI、b×sin(x)がQに相当するので、式から振幅と位相が変化するのがわかる(cosとsinでは位相がπ/2(90°)ずれているため)。