アイヌ語などで使用されるカタカナの一つで、小書きのロ。子音「r」を表記するときに使う。

目次 情報 字源 表記 用例 符号

情報

字源

カタカナ「ロ」を小書きしたもの。

アイヌ語や朝鮮語では子音のみの発音が存在するため、その表記に使われる。

表記

• ひらがな: 同様に「ろ」の小書きが想定されるが、使われていない
• ローマ字: r

用例

アイヌ語では、オ段の後にrが続く場合、小書きのロを使う。発音はロに近い音となる。

• コロ(コロ) /kor/ ‐ 持つ、所有する(他動詞)、…の(名詞の前に置いて使う)
• コロポックル(コロポックル) /kor pok kur/ ‐ (フキの葉の下の)小人
• ホロケゥ(ホロケウ) /horkew/ ‐ 狼
• チポロ(チポロ) /cip or/ ‐ 鮭や鱒の魚卵、筋子

符号

• 文字番号
  • Unicode
    • 16進: U+31FF
    • 10進: 12799
  • 日本
    • JIS X 0208: (収録なし)
    • JIS X 0212: (収録なし)
    • JIS X 0213: 1面6区94点
    • 大漢和辞典: (収録なし)
  • 支那
    • 康熙字典: (収録なし)
  • 台湾
    • CNS 11643: (収録なし)
• 符号
  • Unicode
    • UTF-8: E3 87 BF
    • UTF-16: 31FF
  • 日本
    • Shift_JIS: (表現不能)
    • EUC-JP: (表現不能)
    • ISO-2022-JP: (表現不能)
    • Shift_JIS-2004: 83FC
    • EUC-JIS-2004: A6 FE
    • ISO-2022-JP-2004: 267E(JIS X 0213 1面)
  • 台湾
    • EUC-TW: (表現不能)
    • Big5: (表現不能)

リンク

用語の所属
カタカナ

[再検索] [戻る]