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辞書:文化用語の基礎知識 言語・支那語編 (LLNZH)
読み:キ
品詞:慣用単漢字

時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。

目次
情報
漢字

u546e

意義

腰を掛ける。

概要
大漢和辞典

大漢和辞典には、次のように書かれている。

【〓】 3450 キ 〔篇海〕去至切 ※韻の説明は「〓、去聲」

腰をかける。〔篇海〕〓、垂足坐也。

大漢和では単に腰を掛けると訳されているが、篇海の説明を直訳すれば「足を垂らして座る」となる。

康熙字典

康熙字典網上版には、次のように書かれている。

〓 〔篇海〕去至切音〓跂垂足坐也

音は反切で「去至」、直音法で「跂」と同じとする。

日本語
発音
熟語
補足

JIS X 0208にはなく、JIS X 0212(補助漢字)で収録されたものの、JIS X 0213では収録されなかった微妙な字である。

なんだかとっても!いいかんじ」では、「あしをぶらぶらさせてこしかける」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。

大漢和辞典は単に「腰をかける」であるので直接の典拠ではないと見られる。篇海に「垂足坐也」とあることから、これを訳した結果が「あしをぶらぶらさせてこしかける」であった可能性はある。

符号
リンク
用語の所属
漢字

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