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辞書:文化用語の基礎知識 言語・支那語編 (LLNZH)
読み:シュク
品詞:慣用単漢字

時に、長い訓読みがあるとして話題に上がる字。

目次
情報
漢字

u738a

意義
字源

指事。

王(たま)に點を加えて、傷のある玉を表わす。

概要
大漢和辞典

大漢和辞典には、次のように書かれている(部分引用)。

【〓】 20822

シ〓ユク スク 〔集韻〕息六切 ※韻の説明は「屋、入聲」

シ〓ヨク ソク 〔集韻〕須玉切 ※韻の説明は「沃、入聲」

キ〓ウ 〔集韻〕許救切 ※韻の説明は「宥、去聲」

〓〓〓(一)玉のさいくにん。琢玉の工人。或は〓(7-20955)・〓(7-21241)に作る。

(二)きずのある玉。繁傳本は〓(7-20949)に作る。

(三)西戎の國の名。

(四)姓。

四義が定義されている。

康熙字典

康熙字典網上版には、次のように書かれている。

〓 〔正韻〕玉〓二字不同點在下畫之旁者寶玉字也點在中畫之旁者須〓許救息六三切王工也朽〓也又國名又人姓俗書〓玉不辨〔正字通〓〕禮六工土金木石艸獸皆工琢玉者謂之〓工猶〓〓木者謂之木工因物殊名不必別制〓字爲琢王者之稱〓讀〓爲粟〓二音〓也今玉交通〓作玉不作〓益見〓爲贅文雖載正韻後世不信從也

正韻は玉と〓を異字とし、正字通は同字とする旨、説明されている。

日本語
発音
熟語
補足

なんだかとっても!いいかんじ」では、「たまをみがくしょくにん」という訓読みを与えている。この典拠は「漢字部屋」に訓として記されていたことによる。漢字部屋は、参考文献として大漢和辞典、漢字源、新大字典、新漢語林、中華字海を挙げているが、訓を拾った元を明らかにしていない。

大漢和辞典は「玉のさいくにん。」とあり「たまをみがくしょくにん」ではないことから、他のソースである可能性があるほか、この当該サイトが独自の解釈で訓を創作した可能性がある。訓読みとしては全く熟しておらず、コンセンサスも得られていない。

符号
リンク
用語の所属
漢字

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