通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

昭和
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学東洋・神道政治編 (LFOLKESP)
読み:しょうわ
外語:Sho^wa
品詞:名詞

日本の元号の一つで、大化から数えて230番目の元号。大正の後で、平成の前。

目次
期間

昭和天皇の在位期間であった、1926(昭和元)年12月25日から1989(昭和64)年1月7日までの期間を指す。

昭和は64年まで続き、これは日本の元号中では最長である。但し、昭和元年と昭和64年は共に一週間しか期間がないため、正確な期間は62年と2週間である。

なお、支那の元号を含めても還暦(60年)を迎えたのは、昭和の他には、61年まで続いた支那の康熙しかない。

改元
経緯
元号を改める詔書

元号を改める詔書の全文は以下の通り(文は常用漢字に改めた)。

改元ノ詔書

(大正十五年十二月二十五日詔書)

皇祖皇宗ノ威霊ニ頼リ大統ヲ承ケ万機ヲ総フ茲ニ定制ニ遵ヒ元号ヲ建テ大正十五年十二月二十五日以後ヲ改メテ昭和元年ト為ス

御名御璽

誤報事件

昭和の元号が発表される以前、東京日日新聞(現、毎日新聞)は誤った元号を発表するという、大誤報を犯した。

東京日日新聞(毎日新聞)は、号外と翌朝の朝刊で新元号は「光文」である旨を報じた。これは大スクープであったが、実際に発表された元号は「昭和」であったため、大誤報となった。

ただ、このスクープのため「光文」の採用を見送り、第二候補だった「昭和」を採用した、という噂も未だまことしやかに囁かれている。実際にどうであったのかは今でも定かではないが、最終案に光文はそもそも存在しなかったという説がある。しかし、毎日新聞は今でも予定を変更したのだと決め付けているらしい。

ちなみに、その次「平成」を最初に報じた新聞は、その後釜である毎日新聞であった。当時の雪辱を晴らしたと考えているらしい。

出典

四書五経の一つ「書経」尭典編の「百姓昭明、協和萬邦」を由来とし、漢学者である吉田増蔵が考案した。

江戸時代、213番目の元号「明和」も、同じものを出典としている。

時代背景
リンク
用語の所属
元号
関連する用語
昭和
昭和天皇
大正
平成

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic