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バラスト軌道
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道信号・保守編 (RSGMN)
読み:バラストきどう
外語:ballast bed track
品詞:名詞

道床にバラスト(砕石)を使った軌道

目次
概要

鉄道黎明期から存在し、数々の利点から程なくして世界標準となった。

利点
欠点
日本での採用

日本ではほとんどの在来線東海道新幹線で採用されている。

基本的にスラブ軌道が採用された路線でもポイント周辺などや駅構内などでバラスト軌道を採用していることもある。

特徴
石の種類

バラストには花崗岩、けい岩、安山岩などを砕石機で15mm〜70mmにしたものが良好とされている。

昔の日本ではバラストに玉砂利が使われていたが、摩擦が少ない分崩壊を起こしやすいものだった。現在の日本ではもはやバラストに玉砂利が使われることはない。

改良型

バラストは、列車の走行による荷重で摩耗減少したり沈んだりするので定期的な保守が不可避である。

そのため、最近では砕石をアスファルトやセメントで固めてしまうことによりバラストが消耗しないようにして保守点検の回数を減らすような試みも行なわれている。

改良化されたバラスト軌道に、次のようなものがある。

現在ではTC型省力化軌道がJR東日本の多くの路線で施工されている。

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軌道
関連する用語
道床
スラブ軌道
在来線
新幹線
マルチプルタイタンパ

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