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ブレーキ
辞書:鉄道用語の基礎知識 鉄道技術編 (RTECH)
読み:ブレーキ
外語:brake
品詞:名詞

制動装置。スピードを落とすために使われる装置。

列車のブレーキには、踏面ブレーキ、ディスクブレーキなどの摩擦ブレーキや、発電ブレーキ回生ブレーキ渦電流ブレーキ等の電気ブレーキ、また気動車ではエンジンブレーキなども使われるが、これらのブレーキは粘着力に依存するので、電磁吸着レールブレーキなどの、粘着力に依存しないブレーキも研究されている。しかし、レールブレーキなどは、作用中の発熱でレールが曲がるなどの問題があり、実用化には至っていない。

また、そのブレーキを使う場面によって、常用ブレーキと非常ブレーキとに分かれる。常用ブレーキは摩擦ブレーキや電気ブレーキなどが多用されるが、非常ブレーキは摩擦ブレーキがほとんどである。

法令では、空気ブレーキの空気圧力が低下した際は発車できない仕組みにする、電車電気機関車では停電してもブレーキが働く仕組みにする、といったことが定められている。また、在来線では、ブレーキをかけ始めてから600メートル以内に止まれるブレーキを装備するよう、国土交通省令で定められている。

リンク
関連する用語
600メートル条項
レール
渦電流ブレーキ
回生ブレーキ
空気ブレーキ
在来線
電気機関車
電気ブレーキ
電車 (1)
踏面ブレーキ
粘着力
発電ブレーキ

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