中小私鉄の一つ。パスネットやPASMOには非加盟で、利用できない。
- 商号: 流鉄株式会社
- 本社: 〒270-0164 千葉県流山市流山一丁目264番地
- 設立: 1913(大正2)年11月7日
- 資本金: 3800万円
- 代表者: 社長 小宮山英一
- 従業員: 不明
- 1913(大正2)年11月7日: 流山軽便鉄道株式会社設立
- 1916(大正5)年3月14日: 開業 (762mmナローゲージ)
- 1922(大正11)年11月: 流山鉄道株式会社に商号変更
- 1923(大正12)年: 1067mm(三六軌間)に改軌、国鉄との貨物直通開始
- 1949(昭和24)年12月: 電化(国鉄より電力の融通を受ける)
- 1951(昭和26)年: 流山電気鉄道株式会社に商号変更
- 1967(昭和42)年: 流山電鉄に変更
- 1971(昭和46)年: 総武流山電鉄株式会社に商号変更
- 2005(平成17)年8月24日: 近くにつくばエクスプレスが開業してしまった
- 2007(平成19)年4月3日: 大株主「総武都市開発(株)」が民事再生法申請(倒産)
- 2008(平成20)年12月: 総武都市開発 解散
- 2008(平成20)年8月1日: 流鉄株式会社に商号変更、線名は総武流山線から流山線に変更
全線1500V直流電化の単線。総営業キロ5.7km。
流山と馬橋間を結ぶ流山線のみを運営している。全6駅で、うちの乗り換え駅は1駅のみ。
- 流山線
- 流山
- 平和台
- 鰭ヶ崎
- 小金城址
- 幸谷 (常磐線・武蔵野線 新松戸、徒歩4分)
- 馬橋 (常磐線)
自動改札機はどの駅にも設置されていない。従って、現在のPASMOはむろん、かつてのパスネットも利用できなかった。今後も導入予定はないとしている。
当初は、地元の有力者116名により建設され、流山名産の味醂(みりん)を運搬するために使われた。このように、かつては貨物輸送も行なわれていたが、現在は廃止されている。
東京都・亀戸付近から栃木県・小山付近まで延伸する計画などが地元有力者によって何度も出されたが、当時の鉄道省や運輸省にことごとく却下されたという経歴を持つ。
開業以来無事故であり、また従業員のストライキもないことが誇りとされている。
流山から更に北に延伸して東武野田線・江戸川台に接続する延伸計画があるが、資金難のため難しい状況である。常磐線と野田線を接続する路線となる予定だったが、同様の機能は、例によってつくばエクスプレスに取られてしまった。
車両は西武の中古車両を譲り受けることが多い。
流鉄は公式サイトを持っていないが、これは日本の全鉄道会社中唯一とされる。
地元では、乾電池で走っているとか、自転車に抜かされたといった伝説が絶えない。
関連するリンク
総武流山電鉄
用語の所属

中小私鉄
関連する用語

直流電化

単線

東武鉄道

西武鉄道

つくばエクスプレス