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アポロ型小惑星
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:あぽろがたしょうわくせい
外語:Apollo asteroid
品詞:名詞

地球近傍小惑星(NEA)のうち、軌道長半径が1auを超え、近日点が1.017au未満のもの。アポロ群とも。

目次
概要

軌道長半径が1天文単位より大きい、つまり地球の公転軌道よりも大きな軌道長半径を持った小惑星で、多くの期間は地球公転軌道より外側にあるが一時的に地球公転軌道の内側に入る小惑星である。この際に地球に接近することがあるため、潜在的な脅威である。

軌道要素は様々であり、近日点が水星より内側となるものや、遠日点が海王星より外側になるものまである。

アポロ型小惑星またはアポロ群という名称は、この分類で最初に発見された小惑星「(1862) アポロ」にちなんで命名された。ただし、これより先に発見された小惑星も多数アポロ型小惑星であることが、後の軌道計算によって判明している。

特徴
天体数

アポロ型小惑星は1万以上が発見されており、そのうち2000弱が潜在的に危険な小惑星とされている。

主要な天体

天体は膨大な数あるため、代表的なものの紹介に留める(小惑星番号があるものは番号順、ないものは識別符号順)。

リンク
用語の所属
地球近傍小惑星
関連する用語
アテン型小惑星
アモール型小惑星

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