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ジアゼパム
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・精神薬編 (BPHARM)
読み:ジアゼパム
外語:diazepam
品詞:名詞

マイナートランキライザー(抗不安薬、抗癲癇剤)の成分。神経症や鬱病の不安や緊張に効果があるベンゾジアゼピン系精神神経用剤の一つ。第三種向精神薬

分子式C16H13ClN2O、分子量284.74。融点125℃〜126℃。CAS番号439-14-5。味は甘い。

ジアゼパム
ジアゼパム

作用機序は、中枢のGABAa受容体サブユニットに結合することでGABAの親和性を高め、塩素イオン透過性を増加させる。これにより神経細胞過分極の状態となり、興奮が抑制される。

製品例に抗不安薬の "セルシン"、抗癲癇(てんかん)剤の "セエルカム"、"セレンジン"、"ホリゾン"、痙攣(けいれん)治療薬 の "ダイアップ" などがある。

セルシン錠(武田)/セエルカム錠(鶴原)
セルシン錠(武田)/セエルカム錠(鶴原)

リンク
物質の特徴
マイナートランキライザー
抗不安薬
第三種向精神薬
有効成分
ベンゾジアゼピン
製品
セルシン
セエルカム
関連する用語
過分極

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