ジアゼパムを成分とするマイナートランキライザー(抗不安薬)。催眠鎮静薬。メーカーは武田薬品工業。
- 2mg錠は薬品コード1124 017F 2135、識別コード110 2。薬価6.40円/1錠。
- 5mg錠は薬品コード1124 017F 4049、識別コード111 5。薬価9.90円/1錠。
- 10mg錠は薬品コード1124 017F 5037、識別コード112 10。薬価20.90円/1錠。
- 1%散は薬品コード1124 017B 1129。薬価20.10円/1g。
- 0.1%シロップは薬品コード1124 017Q 1032。薬価18.00円/1ml。
- 5mg注射用アンプルは薬価73円/本。
- 10mg注射用アンプルは薬価111円/本。
添加物は、錠剤、散剤のみについて記載。
成分
添加物
- トウモロコシデンプン
- ステアリン酸マグネシウム (錠剤のみ)
- 乳糖
- リボフラビン (5mg錠のみ)
- 軽質無水珪酸 (散剤のみ)
本剤は向精神薬であるため、2002(平成14)年3月18日厚生労働省告示第九十九号により、投与量は一回につき14日分が限度となる。
成人にはジアゼパムとして1日2mg〜4mgを1〜2回に分割経口投与する。
錠剤は円形の片面割線入り素錠。2mg錠は白〜淡黄色、5mg錠は淡黄色〜淡橙色、10mg錠は白〜黄白色。
不明。
不明。
妊婦・授乳中の婦人への安全性は確立していない。ベンゾジアゼピン一般は、新生児へ悪影響がある事が知られる。また母乳中への移行が確認されている。
高齢者へは慎重に投与すること。
眠気、倦怠感等が確認されている。
普通に使う分には問題はないが、大量に服用すると依存性が生じる。また耐性が付きやすいため、長期連用すると効果が弱まってしまう。
- 精神神経系
- 眠気 (0.1〜5%未満)
- ふらつき、目眩い (0.1〜5%未満)
- 循環器系
- 瀕脈 (0.1〜5%未満)
- 血圧低下 (0.1〜5%未満)
- 顆粒球減少 (0.1%未満、注意)
- 白血球減少 (0.1%未満、注意)
- 肝臓
- 消化器系
- 悪心・嘔吐 (0.1〜5%未満)
- 食欲不振 (0.1〜5%未満)
- 便秘 (0.1〜5%未満)
- 口渇 (0.1〜5%未満)
- 骨格筋
- 過敏症
発疹・顆粒球減少・白血球減少・黄疸などが生じた場合は服用を中止すること。
関連する用語

ジアゼパム

マイナートランキライザー