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自然科学 > 物質・粒子 > 種類・名称 > 原子・元素 > 周期 > 第6周期(55〜86)
ポロニウム210
辞書:科学用語の基礎知識 原子元素・名称編中 (NELEMN5)
読み:ポロニウム-にひゃくじゅう
外語:210 Po
品詞:名詞

ポロニウム同位体の一つ。自然放射能の一つ。

目次
情報
概要

ポロニウム210は、ウラン・ラジウム系列に含まれる同位体であるため、ウラン238から始まる崩壊の継続により随時補充される。従って、半減期はごく短いながらも、ごく微量が天然に存在する。

また、グラムあたり約166兆ベクレルと、ごく微量でも強い放射能を持っており、これがキュリー夫妻によるポロニウム発見につながった。

補足
人体内

人体内にはポロニウム210として約20ベクレルが存在するとされる。

暗殺

微量でも強い放射能を持つことを利用して、ロシアでは暗殺にポロニウム210を使うらしい。

たばこ

煙草の葉の中にもポロニウム210が含まれており、これに伴う健康被害(ガンなど)のリスクが様々に評価されている。

特徴
崩壊

半減期は138.4日で、α崩壊する。

α崩壊し、α線を放出して、の安定核種である鉛206(206Pb)になる。

稀だが、代わりに鉛206m(206mPb)になることがあり、この場合はIT崩壊時にγ線を放出する。

生体への影響

科学技術庁告示第五号 平成十二年科学技術庁告示第五号(放射線を放出する同位元素の数量等)における、ポロニウム210の実効線量係数(ミリシーベルト/ベクレル)は、次のとおりである。

つまり、10,000ベクレルを経口摂取した時の実効線量は2.4ミリシーベルト(2400マイクロシーベルト)である。

リンク
用語の所属
ポロニウム
同位体
関連する用語
放射線

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