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ポークエキス
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・食品添加物編 (NSUBNFA)
読み:ポークエキス
品詞:名詞

豚の精肉製造工程において発生した豚の残滓(骨肢や脂肪)を濃縮したもの。調味料として用いられる。

目次
概要

豚から、いわゆる豚肉を取り出すと、骨などが後に残る。

こういった骨は「豚がら」と呼ばれる。煮出せば豚骨スープが出来ることは良く知られており、これ自体も市販されている。これを、業務用として加工し、より使いやすいようにしたものがポークエキスである。

具体的には、煮出したり、酵素分解により旨みを取り出し、それらをペースト状または粉末状に加工して出荷される。

特徴

日本のインスタント食品によく使われており、豚骨スープと言った場合は、このポークエキスと豚脂を合わせて味を作っていることが多い。

なお、イスラム教では食べてはいけないもの「ハラム」として豚があり、ポークエキスもハラムであることから、イスラム圏では宗教上の理由から使えない。

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用語の所属
エキス
畜肉エキス

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