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中性子線
辞書:科学用語の基礎知識 素粒子・用語編 (NPARTY)
読み:ちゅうせいし-せん
外語:neutron radiation
品詞:名詞

放射線の一つで、中性子の流れをいう。

目次
特徴

中性子線は、原子核を構成する中性子という素粒子からなる。これは、ヘリウム原子核のα線電子β線電磁波つまり光子γ線と同様である。

理論上は、や厚いコンクリート等で遮蔽できる。

特性と応用

自由中性子の平均寿命(半減期)は887.0±2.0秒、つまり約15分であり、やがて崩壊して電子とニュートリノを放出し、陽子に変わる。

中性子線は持つエネルギーによっていくつかに分類されるが、分類特に各中性子線のエネルギー範囲については幾つかの方法がある。ここではその一例を示す。

例えば、原子炉においては、中性子によって核分裂を誘発させエネルギーを発生させる。現在、最も一般的な中性子線の用途と言える。

危険性

中性子線は、γ線のように透過力が強い。中性子の質量は陽子とほぼ同じで、α線のヘリウム原子核よりは小さいが、β線の電子よりは大きい。

その双方と最も大きな違いは、中性子は電荷を持たないことである。このためクーロン斥力が発生せず、原子核と衝突した時に吸収されやすい。中性子を吸収することを中性子捕獲といい、中性子捕獲をするとその分、質量数が増える。結果、不安定な中性子過剰核が生じると短時間で崩壊をし、安定核になるまでα崩壊β崩壊、中性子放射、あるいは自発核分裂などの崩壊を繰り返すため、その原子核は放射線源化することになる。

このため、同じ線量であればγ線よりも中性子線の方が危険だとされる。

リンク
用語の所属
放射線
該当する用語
熱中性子
熱外中性子
高速中性子
関連する用語
中性子
β崩壊
原子核
陽子線

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