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彗星
辞書:科学用語の基礎知識 天文学天体用語編 (USTLY)
読み:すいせい
外語:comet
品詞:名詞

太陽の周りを回る、氷などの揮発性物質を主成分とする天体のこと。太陽系小天体の一つ。

目次
特徴
成分

彗星の本体は、(H2O)やアンモニア(NH3)、二酸化炭素(CO2)などを主成分とし、それに岩石質や金属質の微粒子が混ざった「汚れた雪だるま」に例えられる。

太陽に近付くと太陽光にあぶられ、ガスや固体粒子を放出し、それが太陽光を反射することで尾として観測される。

なお、尾が出ないような天体であれば、それは小惑星などとして扱われる。

軌道

楕円軌道、放物線軌道、双曲線軌道などがある。

構造と規模

彗星は後ろの部分を尾、頭の部分をコマといい、コマの中に核がある。

コマは数十万km〜百万km程度の大きさがあるが、核は非常に小さく、彗星の大きさで有名なハレー彗星でさえ、核は数km程度しかない。

彗星の命名法

彗星は発見者の名前を先着順に3人まで付けて呼ばれるが、それ以外に学術的に使用される名称がある。

この後者の彗星の名は、1995(平成7)年以降で採用された方式と、それ以前に使われた旧方式がある。

旧方式

1994(平成6)年までは、彗星が発見された順に西暦4桁とアルファベットの仮符号を降り、近日点通過時順に西暦4桁とローマ数字による番号が振られ確定符号とされていた。

しかし彗星発見数が増えてくると無理が出てきたので、現在の方式に改められることとなった。

現行方式

現在の方式は、「数字1 符号1/年号 符号2 数字2」の方式とする。

数字1は周期彗星(符号1=P)の確定番号で、2回目以降の回帰時に1から番号を振る。それ以外は空欄とする。

符号1は彗星の軌道による分類である。

年号は西暦4桁で、新発見彗星は発見年、回帰彗星は再び回帰が検出された年とする。

符号2は、発見された、年内での時期を表わす。各月を1〜15日・16〜末日で前半後半を分け、1月前半はA、1月後半はB、…12月後半はY、とする。途中Iは使用しない。

数字2は、符号2の時期内での連番を表わす。

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