副交感神経遮断薬(抗コリン薬)。抗コリン作用を引き起こすことを主作用として用いる薬の一つ。

「沃」の字が常用漢字から漏れたため、現在は「ヨウ化」と書き、ヨウ化イソプロパミドとも。

目次 概要 基本情報 誘導体、関連物質の例 情報 薬効薬理 副作用など 規制区分 製品例

概要

基本情報

• 組成式: C₂₃H₃₃IN₂O
• 分子量: 480.43
• 比重: (該当資料なし)
• 融点: 199℃
• 沸点: (該当資料なし)
• CAS番号: 71-81-8
• ICSC番号: (登録なし)
• 化学名: N-(3-カルバモイル-3,3-ジフェニルプロピル)-N,N-ジイソプロピルメタンアミニウム・ヨージド

沃化イソプロパミド

• 外観: 白から灰白色の粉末
• 溶解性: (該当資料なし)

誘導体、関連物質の例

• イソプロパミド

情報

薬効薬理

抗コリン薬であり、鎮痙作用と共に、鼻水を和らげる作用がある。

一方で、尿閉(おしっこがでなくなる)などの副作用が生じることがある。

副作用など

抗コリン作用が強く出過ぎる可能性がある。

規制区分

• 第二類医薬品
• 一般用医薬品

製品例

• ベンザブロックS錠

リンク

用語の所属
風邪薬
関連する用語
抗コリン作用

[再検索] [戻る]