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液体水素
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質用語編 (NSUBY)
読み:えきたい-すいそ
外語:liquid hydrogen
品詞:名詞

液体となった水素のこと。概ね竏253℃程度で液体となる。略して「液水」。

目次
概要

水素は、融点13.66K(-259℃)、沸点20.13K(-253℃)なので、液体水素として存在するためには、温度がその間である必要がある。

液体燃料ロケットや、固体燃料ロケットの燃料として、液体酸素と共によく使われている。

特徴

ロケットなど宇宙用途から本格的な利用が始まり、やがて内燃式水素自動車などへの応用、また水素を使う工業分野などでも広く使われるようになった。

液体ヘリウムほどではないが液体窒素よりは低温であるため、冷媒としても使われる。例えば二硼化マグネシウム(MgB2)は、液体水素を冷媒とした高温超伝導が可能な物質である。

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用語の所属
水素
関連する用語
液体酸素
液体窒素
液体ヘリウム

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