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膵液
辞書:科学用語の基礎知識 生物学・器官物質編 (BBORGS)
読み:すいえき
外語:pancreatic juice
品詞:名詞

膵臓で作られ十二指腸に流し込まれる、消化酵素を含む液。

目次
特徴

含まれる酵素は蛋白分解酵素、脂肪分解酵素、糖類分解酵素である。

液には炭酸水素イオン(重炭酸イオン)が含まれているため胆汁と同様に弱アルカリ性で、から十二指腸に送られて来た、酸性の消化物を中和する働きも持っている。

蛋白分解酵素

含まれる蛋白分解酵素には、

があり、後二つはトリプシンから活性化される。

他の酵素

含まれる脂肪分解酵素はリパーゼ、糖類分解酵素はαアミラーゼである。

膵炎

膵液は単体では活動しない。十二指腸に流れ込まれ、胆汁と混合して初めて活性化し、機能する。

しかし何らかの原因で膵液の流れが悪くなると膵臓内に膵液が貯まってしまう。ここに膵管を逆流して胆汁が流れ込むと、膵臓内で膵液が活性化されてしまう。膵液には蛋白分解酵素が含まれているため膵臓そのものを消化してしまうことになり(自己消化)、膵臓の細胞が溶け炎症を起こす。これは急性膵炎と呼ばれる。

分泌

膵液は脂肪やアルコール、カフェインを摂取することでより活発に分泌されるので、飲み過ぎで急性膵炎になることもありうる。

飲み過ぎは肝臓、というのは先入観であり、注意が必要である。

リンク
器官の所属
消化系
含まれる物質
トリプシノーゲン
関連する器官
膵臓
十二指腸
関連する物質
胆汁

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