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D中間子
辞書:科学用語の基礎知識 素粒子・名称編 (NPARTN)
読み:ディー-ちゅうかんし
外語:D meson
品詞:名詞

チャームクォークを含む中間子の一群。

目次
概要

チャームクォークと、何らかの反クォークから構成される。

通常、D中間子と呼んだ場合は、チャームクォーク反ダウンクォーク(u ̄(d))をいうが、他にも複数種類の(広義の)D中間子が存在する。

またD中間子と呼ばれるものもあるが、これも複数種類が存在する。

そして、それぞれに反粒子である反D中間子が存在する。

特徴
種類

粒子名と反粒子名の記号で、以下に一覧する。()は粒子と反粒子のクォーク組成を表わす。

性質

スピン量子数は0または1で、中間子として共通の特徴であるボース粒子であり、フェルミ・ディラック統計に従う。パウリの排他原理は適用されない。

リンク
用語の所属
中間子
関連する用語
反D中間子

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