しし座方向に約36億光年の距離で起きたγ線バースト。観測史上最大のエネルギーを持ったγ線バーストだった。
- 座標(2000年分点)
- 赤経: 11h 32m 32.84s (SIMBAD)
- 赤緯: +27°41′56.2″ (SIMBAD)
- 銀経: 206.50748 (SIMBAD)
- 銀緯: +72.50140 (SIMBAD)
- 所属
- 距離
- 赤方偏移: z=0.34
- 光が届くまでの時間: 約38億年 (z=0.34から計算)
- 実際の距離: 約44億光年 (z=0.34から計算)
爆発前の天体の資料はないが、超新星SN 2013cqが相当する。
- 等級(超新星SN 2013cqとして)
- J(AB)等級(J): 13.69±0.04等
- H(AB)等級(H): 13.73±0.04等
- i(AB)等級: 13.88±0.04等
- 視線速度(RV)=後退速度
- 85318km/s(73714.8km/cBeat) (SIMBAD)
- みかけの後退速度: 85317.96km/s(73714.7km/cBeat) (z=0.34から計算)
- 実際の後退速度: 94461.73km/s(81614.9km/cBeat) (z=0.34から計算)
2013(平成25)年4月27日に発見された。フェルミ宇宙望遠鏡での観測で、γ線のエネルギーとして95GeVを記録し、GRB 190114Cが発見されるまでは過去最高エネルギーを記録していた。
このγ線バーストは超新星、SN 2013cqに伴うもので、γ線の残光はその後も残りSwiftで6ヶ月間にわたって観測することができた。
関連するリンク
SN 2013cq -- SuperNova @ SIMBAD用語の所属
しし座
γ線バースト