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H-IIAロケット18号機
辞書:科学用語の基礎知識 天文学ロケット編 (UROCKET)
読み:エイチトゥーエイ-ロケット-じゅうはちごうき
外語:H-IIA F18: H-IIA Launch Vehicle No.18
品詞:固有名詞

宇宙航空研究開発機構(JAXA)(かつてのNASDA)により開発されたH-IIAロケットの18号機で、本番 第16号機。

目次
概要

H-IIAロケットの第18号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第50号機である。

「H-IIA・F18」とも呼ばれる。

2010(平成22)年9月11日種子島宇宙センター大型ロケット発射場より打ち上げられ、成功した。

諸元
ロケットの仕様
ペイロード(積載物)

ピギーバック衛星は無いようである。

打ち上げ
気象

ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、西南西の風3.7m/s(3m/cBeat)、気温26.0℃であった。

当初予定

打ち上げは当初、2010(平成22)年8月2日が予定されていた。

打ち上げ予定時間は2010(平成22)年8月2日22:54(@620)〜2010(平成22)年8月2日23:54(@662)、打ち上げ予備期間は2010(平成22)年8月3日〜2010(平成22)年9月30日で、打ち上げ時間帯は打ち上げ日毎に設定される、と発表されていた。

しかし、リアクションホイール(海外メーカー製)に懸念事項が確認され部品交換が必要となったとし、打ち上げの延期が2010(平成22)年6月23日に発表された。

計画

2010(平成22)年8月4日、新たな打ち上げ予定日として2010(平成22)年9月11日が発表された。

打ち上げの予定時間帯は、2010(平成22)年9月11日20:17(@511)〜2010(平成22)年9月11日21:16(@552)、打ち上げ予備期間は2010(平成22)年9月12日〜2010(平成22)年9月30日で、打ち上げ時間帯は打ち上げ日毎に設定されるとした。

実際には、再設定された2010(平成22)年9月11日20:17(@511)に、無事に打ち上げが成功している。

沿革
シーケンス
  1. リフトオフ: +00分00秒
  2. 固体ロケット・ブースタ 燃焼終了: 1分33秒
  3. 固体ロケット・ブースタ 分離: 1分47秒
  4. 衛星フェアリング分離: 4分18秒
  5. 第1段 主エンジン 燃焼停止(MECO): 6分42秒
  6. 第1段・第2段分離: 6分50秒
  7. 第2段エンジン第1回始動(SEIG1): 6分59秒
  8. 第2段エンジン第1回燃焼停止(SECO1): 12分36秒
  9. 第2段エンジン第2回始動(SEIG2): 24分43秒
  10. 第2段エンジン第2回燃焼停止(SECO2): 27分36秒
  11. 準天頂衛星初号機「みちびき」分離: 28分27秒
情報
同型のロケット

H-IIA202のロケットは、他に以下がある。

リンク
用語の所属
H-IIAロケット
H-IIA202
液体燃料ロケット
ロケット
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関連する用語
JAXA
H-IIAロケット17号機
H-IIAロケット19号機

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