M82 - 通信用語の基礎知識

情報

基本情報

座標(2000年分点)
- 赤経: 09h 55m 52.430s (SIMBAD) (赤外線)
- 赤緯: +69°40′46.93″ (SIMBAD) (赤外線)
- 銀経: 141.409462 (SIMBAD)
- 銀緯: +40.566959 (SIMBAD)
所属
- 星座: おおぐま座
- 階層: 局部超銀河団→M81銀河群→M82
距離
- 約1,200荳㈹N (通説)
- 赤方偏移: z=0.00073±0.00009 (SIMBAD)
  - 光が届くまでの時間: 0.1億年 (z=0.00073から計算)
  - 実際の距離: 0.1億光年 (z=0.00073から計算)

物理的情報

観測情報

絶対等級(M_V): (該当資料なし)
等級
- 紫外線等級(U): 9.61±0.09等
- 青色等級(B): 9.30±0.09等
- 黄色等級(V): 8.41±0.09等
- J等級(J): 5.841±0.015等
- H等級(H): 5.065±0.015等
- K等級(K): 4.665±0.015等
- u(AB)等級: 19.501±0.057等
- g(AB)等級: 17.321±0.006等
- r(AB)等級: 15.656±0.004等
- i(AB)等級: 15.145±0.004等
- z(AB)等級: 14.151±0.004等
視線速度(RV)=後退速度
- 219km/s(189.2km/cBeat) (SIMBAD)
- みかけの後退速度: 218.77km/s(189.0km/cBeat) (z=0.00073から計算)
- 実際の後退速度: 218.89km/s(189.1km/cBeat) (z=0.00073から計算)
固有運動(μ): (該当資料なし)

主なカタログ番号

特徴

銀河内の天体

スターバースト

爆発的に星が形成される現象、スターバーストが起こっている銀河。この理由は、M82とM81がかつて衝突したためであると考えられている。

1774(安永3)年12月31日にボーデによって発見された。

観測

銀河核から1kpc程度は約4000万度の高温プラズマで満たされているらしい(NAOJ397)。

中間質量ブラックホール(M82 X-1)

X線天文衛星チャンドラの観測により、M82銀河核から約600光年離れた場所に、銀河核とは別に太陽質量の460倍程度となる中間質量ブラックホールが発見された(NAOJ257)。

この中間質量ブラックホールは超高光度X線源(ULX)として観測されており、「M82 X-1」と命名されている。

M82 X-2

2014(平成26)年にはこれと別のX線パルスを発する超高光度X線源(ULX)が検出された。

それ以前より知られていたM82 X-2とされるX線源がその正体で、この正体は中性子星であることが分かっている。

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