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CFast
辞書:電算用語の基礎知識 計算機記憶装置編 (TCPERIS)
読み:スィーファスト
外語:CFast
品詞:名詞

メモリーカード規格の一つ。コンパクトフラッシュの後継だが互換性はない。

目次
概要

CFA(CompactFlash Association)が提唱したメモリーカード規格。

形状はコンパクトフラッシュと完全に同じで、頑丈な作りであることも同じだが、インターフェイスが従来のパラレルATAからシリアルATAに変更された。

しかし、これは民生用としては殆ど普及していない

対抗規格として、同じくCFAがコンパクトフラッシュの後継として提唱したXQDがあり、こちらは民生用として普及の兆しがある。

特徴
寸法

サイズは36.4mm×42.8mm×3.3mm。

形状はコンパクトフラッシュと同じ。

IF

インターフェイスが従来のパラレルATAからシリアルATAに変更された。

当然、カードのピンは異なり、ピン数は24ピンで、7ピン(信号)+17ピン(電源・コントロール)である。

データ転送速度(読み込み)は、CFast 1.0で最大3.0Gbps(300Mバイト/秒)で、SATA 2.0相当である。CFast 2.0からはSATA 3.0相当の技術が導入され、最大3.6Gbps(450Mバイト/秒)となった。

なお、SATA 3.0は最大で4.8Gbps(600Mバイト/秒)の技術であるので、今後は更に速くなる可能性がある。

バージョン
リンク
用語の所属
メモリーカード
フラッシュメモリー
CF
関連する用語
コンパクトフラッシュ
XQD

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