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SIMM
辞書:電算用語の基礎知識 技術メモリー編 (TTMEM)
読み:シム
外語:SIMM: Single Inline Memory Module
品詞:名詞

メモリーモジュール規格の一つ。モジュール接続部分の端子が基板の片面に一列付いているもの。

目次
概要

72ピンSIMM
72ピンSIMM

現在では、基板の両面に端子を付け、バス幅やメモリー最大容量などを増やしたDIMMが主流であるが、かつてパソコンでは端子が片面のSIMMが用いられていた。

メモリーの容量を増やすと、その分ピン数も必要になるが、昔はそれほど大容量が必要なかったため、ピン数もそれほど必要なかったからである。

こうして、かつてパソコン用としては30ピンでデータバス8ビットのSIMMが多く使われていた。

後にi486の時代からは72ピンでデータバスが32ビットのものが多く使われるようになった。それ以降はDIMMへと移行している。

特徴

実際には両面に端子が付けられているものが多いが、裏表の端子の信号は共通であり、端子部分に付けられたスルーホールで接続されている。

72ピンの頃はDRAMFPMEDO DRAMが使われていた。電圧はいずれも5Vである。

EDO DRAMのSIMM
EDO DRAMのSIMM

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メモリー
モジュール
DIMM
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