Linuxディストリビューションの一つ。Slackware系と呼ばれる一連のディストリビューショングループの代表である。
- 使用途 ‐ オペレーティングシステム
- カーネル
- 開発者 ‐ Patrick Volkerding
- 最新版 ‐ 14.1 (2013(平成25)年11月7日)
- 採用技術
- アップデート ‐ pkgtools、slackpkg
- パッケージ ‐ pkgtools、slackpkg
- UI ‐ KDE、Xfce
- ライセンス ‐ GPL
数あるLinuxディストリビューションの中で、おそらく一番硬派なもの。Slackware Linux Inc.がサポートしている。
tarと、gzipやbzip2でアーカイブ化しただけのシンプルなバイナリパッケージが特徴である。ISOイメージでも配布されている。
Linuxディストリビューションとしては老舗的存在で、素人にはおすすめできない玄人専用の品であるが、最近は肝心の玄人が減り下火になっているようである。
- Slackware 14.1 (2013(平成25)年11月7日)
- Slackware 14.0 (2012(平成24)年9月28日)
- Slackware 13.37
- Slackware 13.1 (2010(平成22)年5月24日)
- Slackware 13.0 (2009(平成21)年8月27日)
- Slackware 12.2
- Slackware 12.1 (2008(平成20)年5月1日)
- Slackware 12.0
- Slackware 11.0
- Slackware 10.2
- Slackware 10.1
- Slackware 10.0
- Slackware 9.1 (2003(平成15)年9月26日)
- Slackware 9.0 (2003(平成15)年3月19日)
- Slackware 8.0
- Slackware 7.1
- Slackware 7.0
- Slackware 4.0
- Slackware 3.9
- Slackware 3.6
- Slackware 3.5
- Slackware 3.4
- Slackware 3.3
- Slackware 3.2
- Slackware 3.1
- Slackware 3.0
- Slackware 2.3
- Slackware 2.2
- Slackware 2.1
- Slackware 2.0
- Slackware 1.1
- Slackware 1.0 (1993(平成5)年7月17日)
元々は、パッケージ管理が存在しなかった。場合によっては余計な足枷となるパッケージ管理機構を使わず、必要なソフトウェアは、自分が掌握する範囲で、自力でコンパイル&インストールすることを良しとした。結果、好きなようにシステムを構築することが出来る。言い換えれば、それが自力で出来なければ何もできない。
現在ではさすがに面倒になったらしく、パッケージ管理にpkgtools、後にslackpkgが使われるようになっている。
- Plamo Linux: Slackwareをベースに、日本で開発されたLinux
- Puppy Linux: Slackwareをベースに、オーストラリアで開発された小型軽量Linux
- Slamd64 Linux: x86-64版Slackware。AMD64/Intel 64に対応した初の非公式Slackwareである
- Slax: 8cm CDにも収まる、小型軽量のLinux
関連するリンク
http://www.slackware.com/用語の所属
Linux
Linuxディストリビューション