フラッシュメモリー用使われるファイルシステムで、YAFFSを改良したもの。

目次 概要 特徴

概要

NAND型フラッシュメモリー用として設計されている。YAFFSは512バイトのページサイズを持ったフラッシュメモリー専用だったが、YAFFS2ではより大きなページサイズを持ったフラッシュメモリーに対応した。

ウェアレベリングを重視し、書き込み回数制約への対応も強化されている。

特徴

一般的なフラッシュファイルシステムでは、未使用のブロックはその旨をフラグとしてマークする。YAFFS2の場合、単なるフラグではなくインクリメント可能なシーケンス番号を書き込むことでブロックをマークし、マウント時のinode検索を高速化している。

また、フラッシュメモリー内のブロック構造ツリーをメモリー内に保持し、アンマウント時にフラッシュメモリーに保存、マウント時に読み込むことで、素早くリストアすることができる。このため、YAFFS2はマウント時の速度が高速である。

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用語の所属
ファイルシステム
フラッシュファイルシステム
関連する用語
YAFFS

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