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switch
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング仕様編 (PTPROGS)
読み:スウィッチ
外語:switch
品詞:名詞

C/C++/Javaなどの予約語の一つ。

目次
概要

caseラベルを用い、整数値による複数の分岐を行なう。

実際に行なわれるのはマッチするcaseラベルへのジャンプであるため、あるcaseラベルに分岐したあと、何もしなければ後続するcaseラベルの処理も続けて実行されてしまう(fall through)。これを回避するためにはbreak文を用いる。

特徴
C/C++

C/C++を参考に作られたJavaではswitch文に指定する文はブロックでなければならないが、C/C++では、実はブロックでなくてもよい。

次のいずれも文法上正しい(二番目の例はメッセージ出力をC++用として記述)。

switch(0);

switch(0) default: std::cout << "hello, world" << std::endl;

但し、ブロックが無ければラベル文が一つしか書けないので、switch文を使う意味がなく、実用上も無意味である。

しかし、ブロックが必須でないことは事実である。

リンク
用語の所属
C
C++
Java
関連する用語
case
break
default (予約語)
fall through

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