社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター。日本におけるNICで、日本のインターネットの円滑な運用を支える。
世界中に数あるcountry NICの中でも最大規模を誇る。
- 1991(平成3)年12月: JNIC発足
- 1993(平成5)年4月9日: JNICが任意団体日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)に改組
- 1997(平成9)年3月31日: 社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(現在のJPNIC)発足
- 2000(平成12)年12月26日: 日本レジストリサービス(JPRS)設立
- 2002(平成14)年4月1日: JPNICからJPRSにJPドメイン名登録業務の全移管
登録
かつてはドメイン名登録もJPNICのみで扱っていて、アドレス取得料は2万円と他国に比べ倍近く高く、手続きも瀕雑、更には、実印の捺印と印鑑証明を要求されるとあり、敷居が高かった。
これを嫌って.com/.net/.orgやトンガ、ニウエ島などにドメイン申請する日本人も多かった。
印鑑証明
ちなみにJPNIC時代、会社のドメインの登録で登記謄本でなく印鑑証明を要求されたのは、これはこちらの方が値段が安いからである。JPNICもそれなりに利用者の事を思っていたようだ。
つまり、商業登記の印鑑証明には会社の住所が記載されており、また印鑑証明が存在するということは当然会社が登記されているという証拠になるので、登記謄本の代用になるというわけなのである。
この登録管理・運用は、汎用JPドメイン名(3文字以上の未定義名.jp)が作られてから変化した。
まず汎用JPドメイン名のみの業務を日本レジストリサービス(JRPS)に移管、その後全業務が移管された。
JPNICは国別インターネットレジストリ(NIR)であり、IPアドレスやAS番号の割り当てが主な業務となる。
関連するリンク
http://www.nic.ad.jp/
用語の所属

国別インターネットレジストリ
関連する用語

インターネット

NIC (団体)

日本レジストリサービス

JPNICハンドル