米TIの携帯電話向けマイクロプロセッサーシリーズの一つ。TIは「OMAP モバイル・プロセッサー」と呼んでいる。
MPUとしてARMアーキテクチャを搭載し、加えてDSPなどを搭載したアプリケーションプロセッサーである。OMAPに、モデムや電源制御ICなどを加えると、動作に最低限必要なシステムが整うことになる。
OMAP2以降は、GPUとしてPowerVRが搭載されている。
日本でも富士通などが使っていたが、LTEに対応できないことから急激にシェアを落とした。
とても分かりにくいが、どうやら次のようなシリーズ構成となっているらしい。
- OMAP Mobile Processors
- OMAP-DM Coprocessors
- Integrated Modem + Applications
- OMAP-DM510
- OMAP-DM515
- OMAP-DM525
Integrated Modem + Applications |
- OMAP710 ‐ ARM925 + GSM/GPRS
- OMAP730 ‐ ARM926TEJ + GSM/GPRS
- OMAP733 ‐ ARM926TEJ + GSM/GPRS
- OMAP750 ‐ ARM926TEJ + GSM/GPRS
- OMAP850 ‐ ARM926TEJ + EDGE
- OMAPV1030 ‐ ARM926TEJ + GSM/GPRS/EDGE
- OMAPV1035 ‐ ARM926EJ + GSM/GPRS/EDGE
用語の所属
TI
関連する用語
ARMアーキテクチャ
MSM