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SB-LINK
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術接続編 (CTIF)
読み:エスビーリンク
外語:SB-LINK: Sound Blaster Link
品詞:名詞

PCIのサウンドカードが、MS-DOSのソフトウェアなどレガシーな環境からも利用できるようにするための規格。

目次
概要

PCIのサウンドカードとマザーボードを接続し、レガシーな環境でもISAのエミュレートを行なうことでサウンドカードの機能が使えるようにする。

Creative Labsによって提唱され、Sound Blaster AWE64Dなどで対応したが、あっという間に廃れてしまった。

特徴
由来

従来のISAは、8を除く2〜15のIRQ信号が出ていたが、PCIでは共有可能な4つのIRQ信号(A〜D)となっている。

またPCIには、従来のISAのようなDMACを使うDMA転送は存在しない。

さて、このような状況では従来と互換性を保つことができず、従来のハードウェアを直接制御するMS-DOSソフトウェアは、そのままでは利用できない。

そこで、PCIデバイスでもISA互換のインターフェイスが利用可能なよう、次のような仕様が出来た。

これを実装した仕様の一つが、Creative LabsのSB-LINKであった。

コネクター仕様

マザーボード上に2列3ピンで計6ピン分の端子が立てられている。

このうち、誤挿し防止用に3番ピンは抜かれており、計5ピンが使われている。

ピンの配置は、マザーボードの説明書によると次の通り。

  1. GNT#
  2. DGND
  3. N/C
  4. REQ#
  5. DGND
  6. SERIRQ
リンク
用語の所属
SB
関連する用語
サウンドブラスター
レガシー
マザーボード
コネクター

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