通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

SWS
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術中編 (CTTRAN)
読み:エスダブリューエス
外語:SWS: Silly Window Syndrome
品詞:名詞

愚かなウィンドウ症候群。TCPで起こることのある問題の一つ。

目次
概要

TCPで、送信側が受信側よりも高速な場合、受信側のウィンドウがいっぱいになる。

受信側がそのデータを少しだけ処理すると、小さなウィンドウサイズが送信側に送られるため、それに合わせた小さなデータセグメントが送られる。

これが繰り返すと小さなデータセグメントが大量に送られ、ネットワークの効率が落ちる。この現象をSWSという。

回避方法

これを防ぐため、受信側は小さなウィンドウサイズがあいた時に嘘のウィンドウサイズとして0を送ることでこの現象を回避できる(RFC 1122)が、TELNETのようなリアルタイム性の高いパケットの場合問題となる。

リンク
用語の所属
TCP
関連する用語
ウィンドウ
TELNET
パケット

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic