トルコ共和国の公用語。土耳古語。
例えば日本で知らぬ人のない「ヨーグルト」も、元はトルコ語であった。
ウラル・アルタイ語族に属する言語である。
幾つかの例外を除いて、文字は表記された通り読める。また日本語と近い語族とあって語順も同様なので、日本人でも学習しやすい。
特徴は8つの母音と21の子音を持つことである。
トルコはイスラム教徒が多く、かつてはトルコ語の記述にアラビア文字が使われていた。しかしアルタイ語族のトルコ語とセム語系のアラビア語では言語体系がそもそも違う。
セム語系の言語は子音本位の言語で完全な母音を持たず、長母音以外の母音は原則として表記しないのに対し、トルコ語では母音調和が原則であり、母音が言語上重要な働きをする。
また、トルコ語の後舌母音・前舌母音の8母音をアラビア文字では完全に表現できず、トルコ語の特性を表現できなかった。
これが改善されるのは、1923(大正12)年の革命でトルコ共和国が誕生してからである。
1928(昭和3)年にはアタテュルク大統領の指示で、国字がアルファベット化され、この時に8つの母音と21の子音それぞれにアルファベットがあてがわれている。
母音はa、e、i、ı(ドット無しi)、o、ö、u、üの8種類、子音はbcdfghjklmnprstvyzと、ç(¸付きc)、ğ(˘付きg)、ş(¸付きs)の計21種類、合計29種類の文字が使われる。
ABCÇDEFGĞIİJKLMNOÖPRSŞTUÜVYZ
abcçdefgğıijklmnoöprsştuüvyz
コンピュータでは、現在は主に文字集合や符号として、次のようなものが使われる。