伴性遺伝

読み:ばんせい・いでん
品詞:さ変名詞

X染色体上にある遺伝子によって発現する遺伝のこと。

目次

人間の場合、男性の性染色体はXY、女性はXXなので、男性で発現しやすい(確率50%)。

女性は発現しなくても1/2の保因者となり、その女性が子供を産めば、その子は1/2の確率で、男児なら発現、女児なら保因者になることになる。

遺伝病との関係

つまり、子に伴性遺伝の遺伝病が発現した場合、突然変異でない場合は、子が女なら両親共に、男なら親のどちらか(一般的には母親)が保因者ということになる。

人間の伴性遺伝病は約200種類が知られ、無γグロブリン血症やデュシェンヌ型筋ジストロフィーなどがある。

他の遺伝
優性遺伝
劣性遺伝
関連する用語
遺伝子
X染色体

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